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連鎖・・・
形あるものはいつか壊れると言いますがこのところ次から次へと必需品とも言える機械が壊れていく様を見ると「いい加減にしてくれ!」「何で歯医者の機械は呪われたように壊れの連鎖が続くのだ!」と悲鳴を上げそうです。

百万円単位のものではないのが幸いですが、それでもこれが使えないと日頃の診療に差し支えるものばかりなのが頭痛の種です。

連鎖の始まりは超音波を使った機械が突然ダウンしたことで新規に購入したことからでした。

次いで短時間で型取り用のペーストを作成してくれる機械(自動練和機)もあっさりダウンしてくれました。

さらには歯の長さを測定する機械(根管長測定器)が変調をきたしてリタイア、こんなこともあろうかとバックアップも兼ねて常に2台稼働させていたので「平気、平気」ゆっくり直してもらって来てね!と思っていたら、カムバックの見通しがつかないうちに2台目も突然の反乱でリタイア。

ついには万が一に備えてバックアップのバックアップとして大事に戸棚の奥にしまってあった機械が現役復帰です。
さらに連鎖は続くのですが、もうこれ以上綴りたく無いので省略しますが他の業種でもこんなに次々故障に苦しめられることがあるのでしょうか?

それとも使い方が悪いのでしょうか?

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謎の箱
その日は、あと10分もすれば診療が始まる「さて、今日も1日頑張るぞ!」といったタイミングでした。
スタッフが「先生、宅急便です!」と私の元に箱を届けてくれました。

「ありがとう。」と言って受け取ったものの、私は箱を見るなり発注した覚えも無く、さらにはこのメーカーに今まで当院から製品を発注したこともありませんでした。

そこでスタッフに「配達した人はもう帰ってしまったの?」と尋ねると「もう帰りました。」と言われ、頼んだ覚えの無い宅配物を受け取り何だか嫌な気分!

しかもですよ!
この箱よく見ると何やら大きなシールも貼ってあります。
“緊急手術医療品につき取扱注意!!”と大きく表示されています。

もしかしたら朝1番の手術に必要な病院の機材が間違って当院に配達されたのかもしれない!と思い、もし届かなくて困っていたら大変だと大急ぎで発送先に問い合わせてみました。

「もしもし、今緊急手術医療品と書いてあるものが配達されてきましたが、どこか他の病院にいくはずのものが当院に配達されてきているようなのですが調べてみてもらえますか?」とこんな具合に問い合わせてみました。
荷物のコードを伝え先方のほうも「調べてみるので分かり次第電話します。」と言って電話が切れました。

もし誤配だったら凄く困っているだろうなと考えながらも、本当は自分の所に来た荷物だったとしたら一体中身は何だろう?と思いを巡らせました。

このメーカーの品物は購入したこと無いし、「まさか!爆弾?」なんて馬鹿な妄想を抱き、中身が分かるまで在庫置き場に隔離しておきました。
「ご迷惑をおかけしました。」と患者さんに謝罪して診療を開始、そして荷物のことなどすっかり忘れていた頃に折り返しの電話が来て荷物の正体が判明しました。

答えを先に言うとインプラント埋入手術に使用するチューブでした。
たまたま、いつもと違う業者に発注したためメーカーからの直送で当院に届いたためだと判明しました。

しかも、いつも使っているチューブはこのメーカーの商品と互換性があることも分かりまたまたビックリでした。
当然、在庫置き場の謎の箱を開けて確認したことは言うまでもありません。
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モルジェロン病・最終章
とにかく当時の私は病名の存在など知る由もなく、また“糸が出てくるなんて訴える人が来た”くらいの認識しかありませんでした。

まず、「糸なんか出てないよ!」と如何に納得してもらうかを考えました。
鏡で糸が出る場所をよく見てもらい「ほら、糸なんて出てないでしょ!」を試したり、レントゲン写真を撮影して“何もないでしょ!”なんか当たり前です。

とにかく、こんなことでは全く納得してくれないのは明らかでした。

次に考えたことは、“入れ歯の人”だろうと“歯がある人”だろうと「もしかしたら糸が出てくる原因があるかもしれないから、ここの歯ぐきを切って開いてみましょう!」と言って切開して調べることで納得してもらおうとしました。
麻酔をして“痛い処置”をしたにも関わらず、“効果なし”でした。

次に実行したのは、患者さんの訴えをじっくりと聞き“何が希望なのか?”“どうしてほしいのか?”を調べてみました。
義歯の患者さんならば糸とは関係無い、“咬み合わせ”や“適合状況の改善”や“粘膜との当たり具合”、“神経圧迫の可能性等”を丹念に話ながら解決に努めました。

歯が関係しそうならば“歯の形態”、“神経の治療”、“歯周病の治療”、それでも納得してもらず、「歯を抜いてほしい」と言われた時は“本当にいいの?”と思いながら“抜歯”までしてブリッジにしたこともありました。

歯科医師としては“なんでこんなことしているのだろう?”“これはやり過ぎじゃないの?”と考えながらも患者さんが納得してくれる行為を突き詰めて行ったらこうなった。
そんな感じでした。

患者さんと良く話をし、希望を聞いて治療することにより、「これだけやってもらってもそれ程変わらないのだからこれ以上良くならない。」としぶしぶ納得してくれる患者さんや「まだ、たまに糸が出ることがあるけど大分良くなった。」と喜んでくれる患者さんもいてなかなか完治までさせることは困難であった記憶があります。

今ならインターネットもあり症状から病気を検索することも可能で、もっと効果的なアプローチがあったのではないかとも考えます。

こう考えると知らず知らずのうちに、今だ私の無知に起因した疾患に必死に対応しているのかもしれません。
私は、大学病院や当時老人病院と呼ばれた場所で勤務していたこともあり、親しい人にも話したことが無いような体験や経験を多くしています。

そう言えば、点滴の容器の中に“さかなが泳いでいる”と怯えたように繰り返し訴える患者さんの話、“お化けの話”などそれはもうたくさんあります。
機会があればそんな話も綴ってみてもいいかな?なんてことも考えています。今回のお話しはこれにて終了です。

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モルジェロン病・第二章
私が経験したモルジェロン病と思しき患者さんたちは男性もいれば女性もいました。

そしてどの方も“糸”あるいは“糸状のもの”が口の中から出てくると訴えました。
酷い方だと口の中から糸が止めどなく出てきて息が出来なくなってしまい、パニックに陥ってしまったと怯えたように繰り返し訴える患者さんにも出会いました。

そして最も興味深かったのは、それぞれ決まった部位を必ずブレることなく指し示すことでした。
個々の患者さんによって上顎、下顎、歯の根元など糸が出てくる場所が異なるものの、決まって同じ場所であることから“気のせい”とか“何かの勘違い”と笑って済ますことも出来ず訴えを素直に認めるしかありませんでした。

いつも同じ場所を指すものの、私が何度確認しても“糸”を見つけることができず、
「ここです!」
「ここです!」
と指差されても私自身も見えないものは、見えないので「無いみたいですよ!」と返すしかありませんでした。

こんなことを繰り返すうち「糸が出てきたら何時でもいいからすぐ来て下さい!」とお願いしたところ「先生!糸が出てきました!」と慌てて来院されたことがありました。

“どれどれ”と口の中を覗いて見てもやはり見つけることが出来ず「出てないみたいですね!」と返答すると「さっきまで出てたんですけど!」と戸惑った態度を見ることになり、真剣さを再認識させられたこともありました。

そんなこんなを繰り返し私自身もどう対応したら良いのかわからず、妻が医師なので「こんなことを訴える患者さんがいるけどどう思う?」とか「こんなことを言う人を診たことがある?」と向けてみました。

案の定「知らない!」とか「糸を吐くクモ人間だね~」などと呑気な返事を返してくれました。
いずれにせよ患者さんたちは真剣に悩み、自分はとんでもない病気になってしまったと心配していることが訴えからも伝わり、なんとか少しでも解決、軽快させてあげなければならないと感じさせられました。

まず考えなければならないことは、なぜそのような訴えがあり、なぜブレずに同じ場所なのかです。
よく話を聞いてみても原因を掴むことができず、とにかく原因と思われる部位に対する処置と患者さんが希望する処置を可能なかぎりおこなってみました。実際の治療内容はまたもや次回に持ち越しです。

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モルジェロン病
そう言えば、妻と二人で海外ドラマを見ていたときのことです。
その海外ドラマは医療を扱ったもので毎週楽しみにしていました。

英語が苦手というより嫌いな我々にとって、日本語へ吹き替えられた番組は気楽に視聴でき、それほど真剣さも必要とされず何となくの“ながら視聴”ができることでリラックスして臨んでいました。

従って、ドラマの内容をはっきり覚えているわけでもなかったのですが、ある登場人物のセリフに「( ゚д゚)ハッ!」としました。

「カラダから糸だか繊維が出てくる病気でモルジェロン病とか言うやつ・・・」そんな言葉が耳に飛び込んできました。
私「いま、モルジェロン病って言ったよね!」

妻「うん、モルジェロン病って言ったと思う」

すると妻が再び「あのクモ人間のことかな~、病名があったんだ~」と感心するように答えました。

私、歯科医師になって約30年、いろいろな患者さんを診てまいりました。
たくさんの患者さんの中で数名の方に口の中から糸が出てくると訴えられた経験があります。

この症状を何度か妻に話したことがあるので、お互い頭の片隅に認識していた部分があったからでしょう。
このモルジェロン病を早速メモしておきドラマが終了してから調べてみました。現代社会、大変便利になり解らないことがあれば即インターネットで調べることが可能です。

“本当にこんな病気あるのかな~”、と訝りながらも検索したところ“ありました!”ビンゴです。

なになに?
皮膚の中から繊維のようなものが出てくる。
あるいは糸状のものが出てくるとありました。
日本では“綿ぶき病”と呼ばれていたそうです。

症状も多彩でさまざま紹介されていましたが、一方では本当に病気なのだろうか?
カラダから出てきた“繊維の塊”とか“糸状のもの“が患者さん本人の訴えばかりで確認することが難しいとも記載されていました。

したがって詐病ではないか?
精神疾患的要素?

といった疑いもあることが判明しました。
それではここからが本題です!

実際私が経験したモルジェロン病?と思われる症状にどう対応して治療したかを語ってみたいと思います。
あらあら!もうこんなに綴ってしまったのね!

続きは次回へと持ち越しです。

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