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ひとりじめ
所用のため銀行を訪れた時のことでした。
その日は、窓口での引き出しとATMを使った振り込みの2件を予定していました。

窓口手続き用の番号札を取ると、私の順番は4番目で少々混み合っていたこともあり、まず、ATMで振り込みをしようとしたのです。
大きな店舗では無いこともあり、ATMの設置は3台で、すべての機械に利用者がいたため、並んで順番を待ち始めました。

画面と睨めっこしながら、大変スローに、しかも一生懸命操作している年配の女性と必死に操作している女性が目に入りましたが、一向に順番が進みません!

しかも、窓口の方は順調に進んでいるにもかかわらず、ATMの方は渋滞中。
私の要件は振り込みが1件だけで、何度も操作をしてきたので数十秒もあれば完了してしまう簡単なミッションです。

なかなか渋滞が解消されず“一体何してるんだ”とばかり首を振ってみたりと、少しイラつく仕草が出てしまいました。

ようやく1台に空が出てくれたので、あっという間にミッション終了し、あとは窓口の要件だけとなり“やれやれ”と空いた椅子に座り再び順番を待ち始めました。

この間も、渋滞中のATMが視線に入り、まるで機械と一体となったかと思われる姿をチラチラと見ながら座っていたのです。

全く悪びれる様子も無く画面を見つめ操作、そうするうちに順番待ちは長くなり、それでも後ろを気にする様子もなく、ひたすら画面と操作盤を凝視している姿でした。

じりじりとした時間を過ごすうちに、私にも窓口の順番が来たので要件を頼みます。
再び椅子に座り呼ばれるのを待ちます。

やはりATMが気になりチラチラと視線を送ってしまいます。
「まだやってるよ!」と心で呟きしばし待ちます。
再び窓口に呼ばれ必要な金額を受け取ると私の銀行での要件は全て終了です。
離れ際、窓口の行員さんに「ねえ、ねえ、あそこのATMひとりじめしている人がいるけど何とかしないとマズくないの?」と私。

行員さんも身を乗り出し覗くと「あれ~、あんなに並んでるんですか?」
「もしかしたら振り込め詐欺?!」と心配するような声。
「いや、絶対ちがうよ」と私。

その時、私の脳裏に悪魔のような考えが浮かびました!
“振り込め詐欺で騙されたほうがいいんだよ!”

私にこんな考えを芽生えさせる“ひとりじめ”は良くないよな~、と銀行を後にしたのでした。
その後どうなったのかな~・・・

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こんなことがあるの?
以前、糖尿病と歯周病の関係について綴ったことがありました。
今回は発癌のリスクについての記事を見つけたので一部引用してみましょう。

日本人の二人に一人が癌になる、日本人の死因の第一位が癌であるという事実をご存知の方も多いはずです。

そしてさらに、糖尿病だと癌になるリスクが上昇するとの報告が知られてきたそうな。
そもそも、糖尿病患者さんは医療機関で検査を受けることが多いから、癌が発見され易く、当然、見かけ上癌患者が多く見えるだけである。

「なるほど、これは説得力がある。」ということで、精度の高い解析や研究が必要になります。
そして、このほど日本における研究で糖尿病は男女共に癌リスクを約20%上昇させると結果が出たそうです。

部位別では結腸癌、肝臓癌、膵臓がんで40%、97%、20%の上昇を認め、海外の研究では膵臓癌のリスクが1.97倍と報告されているようです。

しかも、糖尿病を発症してから短い人ほど高いという結果になっています。
糖尿病が癌を発症させる詳細なメカニズムは不明なものの、ある程度は解明されつつあるようです。

また、高血糖状態が癌細胞の増殖や転移を促進することも判明しているようです。
さらには、糖尿病治療薬と癌発症との関係でも一部の薬剤ではリスクが上昇する傾向があるとの報告がある一方、最終的にははっきりしたことは不明だとも記載されていました。

いずれにせよ、糖尿病はさまざまな合併症を引き起こし、多くのリスクを伴う病気であることはさまざまな分野で明らかにされています。

そして、自覚症状が無いままに進行することで、より深刻な病態にならないと気づかない怖い病気でもあります。

日頃から食事や運動、体重を気にかけ血糖コントロールをすることが糖尿病と上手に付き合うことに繋がり、癌の予防にもなるということです。

う~ん、なかなかに手強い病気だと改めて気づかされたのでした。

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アメリカのおうちは
また“アメリカさん”で銃の乱射事件が発生し多くの人が犠牲になる痛ましい事柄が発生しました。

以前のブログでも、アメリカのテレビドラマを見ているとやたら銃を撃ちまくるシーンの連続が当たり前で、日本のドラマでは「撃つぞ!撃つぞ!」といっても全然撃たず、“対話が重要”“説得すれば犯人も改心するんや”みたいなシーンばかりだと綴った覚えがあります。

今回もやはりアメリカの映画やドラマで気になったことを綴ることにしましょう。
犯人が立てこもる家、犯行が行われている部屋に警察、FBI、捜査関係者が突入する時、ドアをノックし「○○だ!出てこい!」と言い終わると同時にドアを蹴破り現場へなだれ込むシーンを見かけます。

そして、必ずお決まりの銃撃戦。
犯人側はマシンガンを撃ちまくり、やりたい放題なのに、拳銃で応戦する捜査陣の弾だけが犯人に当たり、事件は一件落着。

必定な展開ではないものの、似たようなシーンを目にしているでしょう?
でも突入シーンでは必ず足かハンマーのようなものでドアを蹴破り乱入しています。

戸建だろうと高いビルのドアだろうと「こんなに簡単にドアを壊せるの?」
「こんなに簡単に壊れていいの?」と言いたくなるくらいあっさり壊します。

そもそも、アメリカの治安は日本と比較したらとても悪く、ドアに鍵が幾つも付いているシーンも見かけます。

考えてみると、ドアは開き戸でも外に引く仕様が常なので蹴破るのはかなり大変だと思うのですが、アメリカのドアは蹴破り易いよう内側に開く戸なのかしら?などと余計なことを考えてしまいます。

まあ、映画やドラマの中での演出と思うのですが、あんな風に出来たらストレス解消で楽しいかもしれませんね。

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ひらめき
ある日の診療時間中の事でした。

「歯ぐきから血が出るのです!」との主訴で来院した患者さんがいました。
「うがいをすると結構血が混じって赤いんです!」とこのような訴えでした。

このような事を言われると歯周病?なんてことが頭の中をよぎります。
「歯ぐきが腫れていませんか?」とか「ブヨブヨしたりする所はないですか?」などと当たり前のようなことを聞いてみます。

いろいろ問診してみると、どうやらこの患者さん歯周病とは関係なく、また出血の原因となりそうな薬の内服もしていないことが判明。

「ん~、原因はなんだ?」と思いつつ、口の中を覗いてみました。
“このあたりから血が出ているようだ”という場所を中心に視診、触診をしても決定的な原因を見つけることが出来ず、レントゲン写真を撮影して原因を突き止めようと考えました。

出来上がったレントゲン写真を見ても、中程度の歯周病所見を認めたものの、「ん~、原因はなんだ?」と最初に戻ってしまいました。

そして再び「血だらけになるほど出ることがあるのですか?」と問うと「今は出てないけど、出ると気になるほどです。」と返答を貰ったのです。

そして再び「ん~、原因はなんだ?」としばし考えこみ、そして“ひらめいた”のです。
「もしかして、“電子たばこ”を使ってませんか?」と聞いてみたのです。
「ええ、最近“電子たばこ”に変えました」と返ってきました。
「出血の原因は電子たばこで間違えないですよ」と私。

電子たばこを使うと歯ぐきから出血するという話を聞いたことがあり、実際私の知り合いの射友(射撃仲間)も血が出るから変だなと思い、止めてみたら出なくなったという実話も聞かされていました。

この患者さんも「そう言えば、電子たばこに変えてから血が出るようになったので納得です!」と一気に解決してしまいました。

ただし、全員にこのような症状が認められるわけでは無く、歯周病の要因がある人に起こり易いようなので勘違いしないでください。
今回は“ひらめき”が問題を解決してくれましたが、何時も“ひらめく”わけではありませんから。

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まだまだ使うよ!
数日前のことでした。
インプラント埋入に際し、さてこれから埋入窩を形成するぞとインプラントモーターのペダルを踏みました。

「あれ!動かない。」
「また接触不良か!」と傍にいたスタッフに何時ものようにケーブルの差込口を真直ぐに支えてもらいました。

いろいろ角度を変えてもらってもモーターは不安定で回転数が一定になりません。
「いよいよもってインプラントモーターの寿命かな?」なんてことを言い、モーターの不調を繰り返しながらもその日のインプラント埋入を終えることが出来ました。

術後、少し空いた時間を利用して、いつもお世話になっているインプラントメーカーの担当者に電話で事情を話しました。
「さっき、埋入したんだけれどケーブルのコネクトが断線しかかっているようで少し困った事態になっている。」と概略を説明しました。

実は、前日にも埋入手術をおこないましたが、やはり不安定な動きをしたものの、今日ほどに難儀したこともなく、そろそろ買い替えの時期かな?くらいに考えていました。

しかも困ったことに、翌週にも埋入手術の予定があり、インプラントモーターが全く使えないとなると裏技を使った手技にするか、延期にするかとなり、患者さんに申し訳ないことになってしまいます。

電話で「申し訳ないけど、来週も埋入手術が入っているので、何とか出来ればいいのだけれど。」と伝えると「え、ということは休日が入るから、今日か明日しか時間が無いのですか?」と困ったような返事になったことは言うまでもありません。

しかも、連日の雪で交通機関も混乱し、真壁という交通の便が最悪な場所でのSOSですから、連絡している私も「最悪だ~!」と滅入ってしまいました。

ところが、当日の夕刻には補修部品を手に「先生が困っているとの連絡をいただき、参上いたしました!」と駆けつけてくれたのです。
機械を点検すると何か気が付いたように説明してくれました。

もしかしたら、このケーブルのコネクトは断線ではなく、繋ぎ目のネジが緩んで接触が不安定となっているだけかもしれませんよ!と指し示してくれたのです。なるほど、ネジをしっかり締めてから差し込むと元気に動き出したのです。
「え~、せっかく来てもらったのに原因が差し込みの緩み!」

まったく、なんてことでしょう!
恐縮することしきり。
そして謝ることしきりでした。
と言う訳で、年代物のインプラントモーターがまた元気に動いてくれることになりました。

もう、絶対このインプラントメーカー以外の製品は使えません!
外科手技を多く手掛けていると、“いつもと同じ”でないと“大きなしくじり”をするような気がして嫌という気持ちがどこかにあるのです。
スポーツでもルーチンワークをきっちりと行わないと結果に結びつかないなんてよく聞くでしょう?

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