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糖尿病とインプラント
土井歯科クリニックではインプラント治療を希望する患者さんに対し、必ず既往歴、現病歴、内服薬、血圧そして血液検査のデータを確認しています。

先日糖尿病を持病とする患者さんの血液データを確認した所、少し改善してから埋入手術に臨む方がリスクを少なくできそうなことがわかりました。

簡単な生活指導をするとともに、歯周病治療を優先し少しの間インプラント手術を延期することとしました。

糖尿病は、喫煙と並び歯周病の2大危険因子であり、歯周病は糖尿病の6番目の合併症としても認識されてきています。したがって歯周病と糖尿病はとても関係深いことがわかると思います。しかも、歯を喪失する1番の原因は歯周病であることからインプラント治療にも大いに関わってきます。

糖尿病を持病に持つ人は一生糖尿病から逃れることができないのかというとそのようなこともなく、実は歯周病を治療することで血糖コントロールが改善しインスリンが働きやすい状態にすることが可能であると報告されています。
さらにうれしいことに心筋梗塞や脳梗塞などの予防、ひいては全身の健康にもつながります。

歯周病は、糖尿病同様初期の間は自覚症状も無く、知らず知らずのあいだに進行していきます。歯ぐきの腫れ、出血、口臭などの症状があればかなり進行した歯周病です。

ぜひ、お近くの歯科医院を受診することをお勧めします。

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新年あけました
あけましておめでとうございます。

今年はウサギ年、マスコミによる経済予測ではウサギ年はピョンピョンと飛び跳ねるようにジャンプアップするのではないかと取りざたされています。予測通りの一年になることを大いに期待したいと思います。

さて、当院も1月5日より診療が始まり、お正月気分に浸る間もなく虫歯や義歯をはじめとするみなさんのイメージ通りの歯科治療とともに、歯周外科治療やインプラント治療がさっそく始まり例年に無く早いスタートを切りました。今年も抜歯となる歯を少しでも減らし、失ってしまった歯に変わるべく治療に力を尽くせればと思います。



この写真は、幸福を招くといわれている“うさちゃんだるま”です。
みなさまに等しく幸せが訪れることをお祈りいたします。

では、今年もよろしくおねがいします!
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今年もおしまい
早いもので今年もあと数日となりましたが、さまざまな事柄に取組んでいると1年1年加速度がついたように早く過ぎてしまうように思えます。

しかし、2010年新たに所属した学会や研究会の会員証や受講証だけでも、これだけの種類があり1年という時間の長さを感じ、早い早いと思いながらも着実に向上しているのでしょう。



来年はうさぎ年!ありきたりですが大きくジャンプの年としていきたいと思います。

2011年もまたブログでみなさんに伝えたいこと知らせたいこといろいろ綴っていく覚悟です。

では、みなさん来年も健康でよい年であることをお祈りいたします。

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もう年末!
今年も余すところあとわずかになってまいりました。

今週で年内に予定されたインプラント手術も終了です。

今年最後の症例は名付けて抜歯即時抜歯窩拡大上顎洞底挙上1回法です。簡単解説するとだめになった歯(今回は折れた歯)を抜くと同時にその場所を拡げていき副鼻腔の粘膜を持ち上げ、そこに人工骨を満たしてからインプラントを埋入して仮の土台を装着するという一度で三回分の工程をこなしてしまう方法です。

通法なら、まず抜歯をして3カ月程度待ち、抜いた場所がきれいになったらインプラント治療として上顎洞底粘膜を挙上して人工骨を満たして埋入、さらに3カ月待って埋入した場所が直ったら2次手術をして仮の土台を付けてようやく上部構造を作製するという、三回も麻酔が必要な工程があり、しかもインプラントが完成するまで7~8カ月かかってしまいます。

これを一遍に行うことで痛い思いを最小限に完成までの時間は3~4カ月と大幅に短縮することができる方法です。しかもPRPを併用するとさらに治癒促進と感染予防が出来て成功率もアップし最短2カ月で完成させることが可能です。

とにもかくにも、患者さんが痛く無く、腫れずに、怖く無く、任せて安心な治療を目指しています。

でも年内まだまだ上部構造の製作と装着の予定がたくさんあり気を緩めることはできないし、来年に向けたセットアップ模型(完成予想模型)、埋入シミュレーションも控えています。





さらには、歯周外科手術は年内ぎりぎりまで予定があり抜歯の危機にある歯を少しでも減らさなければなりません。

また、PRPを使用した治療もインプラント治療や歯周外科治療で多くの患者さんに支持され症例も順調に増加しています。でも、歯周外科手術の場合、人工骨を使用しても健康保険が適用されるので費用の点から保険治療を選択される方も多いので腫れ、出血、グラつき、口臭が気になる方は気軽に当院に問い合せて下さい。

最後に健康保険について少しグチを・・・
開業当初より歯周外科手術を行っておりますが、10年前より5年前、5年前より現在と手技の向上や新しい器具、器材、材料を導入し進歩しているのにも関わらず、保険治療の評価は向上どころか低下しています。世の中は成果主義などともてはやされているけど、自分としては、成果を上げていると自負しているので、こんなことしている歯医者には、“お金”でなく、木に登りたくなるような“おだて”をしてくれると低い鼻を“ピノキオ”のようにもうちょっと高くできるけども・・・

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AED
当院にAEDを設置して早くも2年が経ちました。



幸いなことにまだ1度も使用したことがありませんが、早くもAEDパッドの使用期限を迎え「新しいものに交換せよ」との知らせが届き交換いたしました。

現在日本は高齢化社会を迎え、当院でも持病や合併症を抱えた患者さんが多く来院します。
歯科治療は、虫歯の治療でも麻酔注射が必要でさまざまな病気の知識や薬剤知識など総合力が問われる職業になっています。また、当院は口腔外科を標榜しているためインプラント治療、歯周外科治療、その他の外科処置も多くリスクのある治療が多くなっています。したがって現症や既往歴、内服薬などの把握に努め最新の情報を常に収集し適切な対処に務めています。

これからもAEDの出番が無くバッテリーやパッドの交換のみで済むよう、より新しい知識や手技の取得に努めたいと思います。


ところで先日、外傷の患者さんが急患でみえました。どうやら庭にいる時、顔面から転倒したらしく気が付いたときには、血だらけでくわしいことは覚えていないと震えながら繰り返してくれました。かかりつけの歯科医院が休診だったため当院を受診したようで顔は腫れ上がり、顔面と口から血がしたり泥だらけです。こんな状態の人が突然訪れたら歯科医も尻込みするだろうといった感じでした。冷静に簡単な問診と現病歴、内服楽を確認し、高血圧、糖尿病、腰痛があることがわかり、糖尿病はコントロール不良であることもわかりました。

血圧を測り局所麻酔薬を選択し処置を開始。運動障害、眼症状の有無を確認し、泥の付いた傷をデブリ(デブリードマンの略・創面をきれいにすること)して傷の断端を整形し縫合処置。現在医療費を削減するために必要と思われる処置をしても過剰であると切られてしまうことが多くなっています。きちんとしたトレーニングを受けた私は、たとえボランティアになってもきちんと対処していますが・・・・

このときも「デブリしないと絶対この傷腐るよなー」と考えながらも、「でもデブリを算定するとレセプト切られるよなー」とか、傷に泥が混じっているから「破トキ(破傷風トキソイド)打っておいたほうがいいよなー」*(茨城県は破傷風の発症が多いと聞いています)と思いながら「でも、歯医者で破トキを打つなんてフザケルナ」と言われそうだとか、処置中もいろいろ考えながら必要と考えることを行いました。私が大学病院に勤務していた時「親知らずが腫れた」と言って入院した患者さんが破傷風だった経験もあるので、知り過ぎていることの怖さもあるのです。

糖尿病も検査データからみるとすこぶる悪く今後も感染の危険が予想され「本当にこまった」でした。治療を受けた側からみたら「ころんじゃって、あそこの歯医者で縫ってもらったのよ」の一言で済むようなことでも、治療した人(私)はさまざまなことを深く考えて治療していることを知ってもらいたいと思います。

また、私が懸念したことが現実に起こり結果が悪ければ「あそこの歯医者はとても下手な歯医者」と言われかねません。さまざまな可能性を説明していても「後の祭り」となることもあるのです。簡単と思われる治療でもいろいろと頭の中でシュミレーションしながら冷静に対処していることを知ってもらいたいと思います!

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