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体質は変わらない!東京電力
 この4月から東京電力が電力料金値上げを強行しようとしています。各方面から批判がまき起こっているようですが、少しもひるまず中小規模の事業所には強行突破をはかるつもりでしょう。私の妻が院長を務める大塚医院も電力自由化の範疇にある契約のため4月からの値上げ対象に含まれています。3月中旬に“値上げのお願い”なる通知が届き、その中には電気料金割引メニューや節電メニューといった案内があるだけで詳しい情報が得られるものではなかったようです。そもそも電力の契約内容がどうなっているのか確認しようとコールセンターへ電話したそうです。(平成24年3月19日)

その場では、確認できず折り返し電話するとの返答を得て終わりました。以後電話が鳴ることなく、不審に思い数日後、再度東京電力コールセンターへ大塚医院側から電話をしました。(平成24年3月23日)
 
そもそも書類として残されていたものは以下のものだけだったそうです。
a):大塚医院(院長:私の妻)の手元に、前契約者(故大塚外科医院院長:妻の父)との自家用電気使用廃止申込書H21年7月申込
b):大塚医院(院長:私の妻)に対する電気需給契約の案内、需給開始予定日
 
この2つの書類のみであり、契約内容についての詳細が記載された書類が存在しなかったそうです。読み返してみると“電気需給約款を承認のうえ申し込みます”という一文があったが約款なるものは契約時に提示どころか渡されもせず、冊子はおろかパンフレットの持参もなく口頭での説明も全くなく“ここに署名捺印すれば完了!”といった状態で終了したとのことでした。
 
平成24年3月23日担当の東京電力下館支社から電話があり、上記の状態だったので「当方の契約期間は?」と回答を求めたところ契約期間は4月1日から翌年3月31日なので4月から新料金が適応との回答でした。平成21年7月の前契約者(故人)との契約解除、電気需給契約の案内のみであったため「当方には契約書控えが無いため契約内容を文章で提示したほしい」と告げると「できない!」「ない!」との回答そこで、いかなる理由から4月1日から翌年3月31日までの契約なのか再度問いただすと経緯を説明すると言われました。

同日東京電力下館支社より課長と主任の2人が来訪再度、契約期間の確認と開示を求めるも
「大口契約以外の中小規模の所とは文章を作成しない!」「契約書は無い!」と回答
ふざけたことに「当社は22万件も抱えているのでいちいちそんなことはしていない!」とさらに無礼な回答
 
医療に関係している方ならわかると思いますが、新規開院、閉院ましてや開設者を変更するには大変な労力が必要です。開設者を変更するにはまず閉院の手続きそして開院の手続きと2回の手順が必要です。保健所、厚労省、県庁、X線、製薬会社、医療廃棄、支払基金、国保組合、関係するすべての関係部署に契約の解除と新規の契約を行う必要があるのです。病院、診療所、介護施設、薬局、福祉施設、医科、歯科これらの機関はすべて途方もない労力をかけて書類を作成しているのですから東京電力が22万件もやってられないなんて“恥を知れ”と言いたい!
 
このように医療機関はさまざまな手続きを経て運営され、診療報酬が改定されればそれに合わせてまた新たな手続きが必要になったりもするのです。当然のことながら東京電力にも契約解除と新規契約の書類を送付しています。この2人の担当者金曜日の診療時間中に来訪し私の妻、私、妻の母の3人が立ち会いました。すると東京電力の立場としましては、平成17年の電力自由化につきまして・・・・・・・と長々と述べ論点を外そうと当方の問い掛けを無視した話を終始行いました。医院も歯科医院もこの間院長不在となり、当然患者さんは待ちぼうけとなり「もう1時間以上も待っている!」といった情報を知らされても全く無視でありこの姿勢は許されざる行為です。
 
さらに、「約款はこうだ」といって示したものは平成22年のものと平成24年のものであり平成21年当時の約款もなくこれが東京電力の体質を具現していると感じました。再々度、いかなる理由で4月1日から翌年3月31日なのか?と確認すると「当社のデータを見てきた」回答され、ならば“データを見せて欲しい”と申し入れると「見せられない、プリントアウトもできない」と回答され、さらに「他の電力会社からお買いになったら如何です?」「電力が停止して医院の使命が果たされなくても当社には関係ない」と言っていたことも書き残しておきたいと思います。
これが東京電力の真の正体です。これを読んだみなさんチカラを合わせて立ち上がる時ではないでしょうか。
個人や少人数では立ち向かうことは困難かもしれませんが、ひとりひとりでも連携していけば必ずや大きな力になるにちがいありません。
 
最後に付け加えたいことがあります。
当医院も含めて医療機関では東京電力福島第一原子力発電所の事故に関連した患者さんを診療しています。私の歯科診療所では原発事故から避難したひとたちを治療し、証明書の記載もおこないました。また、事故を起こした原子力発電所で作業をされている方も治療にきてくれています。「あと2ミリシーベルトしか余裕が無いのでレントゲンは撮らないでね」と深刻なお願いをされてもいます。
 
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時計遺伝子
 今から4年前、日本糖尿病協会の歯科医師登録医になったのですが、協会や製薬会社主催でちょくちょく講習会が開催されます。歯科医師向けの講習より医師向けの講習の方がとても興味深いとちょっと前のブログに綴りましたが、またまた医師向けの講習に潜入してたいへん興味深い知見を身に着けてしまったので特に気になったところを披露してみます。

今から40年程前、視床下部に時計遺伝子が見つかり、腹時計ならぬカラダのリズムを司る重要な遺伝子で大発見となったそうです。それから20年くらい経ってカラダのあらゆる臓器や組織にも時計遺伝子や時計細胞が見つかったそうです。さらに驚くことに生命の大爆発ともいえるカンブリア紀に誕生した生物でも時計遺伝子を持たない生物はすべて絶滅してしまい、現在地球に生きる生物全てが時計遺伝子を持っているそうな!ほんの10年くらい前には、病気の発症にこの時計遺伝子やら時計細胞が深く関わっていることがわかったそうです。
 
たとえば心筋梗塞は心臓の時計が狂うことで発症し、肝臓病なら肝臓の時計が狂うことで生じるとまあ、こんな感じらしいのです。だから普段から狂わないよう生活していれば健康で長生きすることも簡単にできるそうです!でも、人間にはたくさんの煩悩があってしょっちゅう狂っている人や、もともと狂っている人もいるのですが、こんな人でもがんばってその臓器や組織のリズムに合った生活をすれば修正できるようです。本当!と思えるようなことですがどんどん突き詰めていくとこんなふうになるようで医学研究の成果は本当に興味が尽きません。
 
一方歯科では、“これは無いでしょう”みたいなことがファックスやらダイレクトメールで毎日のように届きます。“この歯磨き粉で磨くと歯肉が回復する”魔法の歯磨き粉とか“このサプリを使うとみるみる若返る”みたいな、ちょっといくらなんでもマズイでしょうよ!こんなのも多いんです。最後にこの時計理論から考えると虫歯を治す時には適した時間があるのかしら?歯周外科手術、インプラント手術はとってもうまくいく時間帯がある?
 
そんな研究してみるのもいい???今回はこんなところでおしまいです、では次回この続きを綴りましょう。
 
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みんなで乗り切らねば!
 以前告知させていただきましたが、当クリニックで2人目になる育児休業の申し出があったことを紹介しました。

先日体調不良のため、結果として予定より2週間早く休業を取得することになりました。今後約1年間出産、子育てのため休職しますが来年また元気に復帰してくれることを願います。また、子育てはさまざまな喜びもあれば困難も伴うでしょうが仕事と両立してくれることを期待して復帰を待つことにしたいと考えます。休職に伴う戦力ダウンに対しては、新聞広告により即戦力を補強でき、乗り切れる目処もついてホッとしたところです。
 
でも、本格的に仕事が回りはじめるにはもう少し時間が必要なので患者さんには迷惑がかかる場面もあろうかと思いますが今少し大目に見てやって下さい。それにしても、育児休業による休職と新戦力もまだ加わらない現状でただでさえ大変な時期なのに、今日は朝からインプラント埋入手術に歯周外科手術、午後からは本日2件目の歯周外科手術、仕上げにインプラント歯周炎の手術と外科手術だけで4件もありました。
 
インプラント周囲炎は見つけたら可能な限り早く対応しないといけない症状なので早く対応できて「めでたし!めでたし!」だったのですが、手術ばかりではなく普通に虫歯の治療(私は歯医者さんなので当然です!)もしないといけないのでなんと目の回る1日だったことか・・・・
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開墾
 以前のブログでも紹介しましたが、私、家庭菜園でいろいろ野菜を作り、それを食卓で楽しんでいます。

もともと簡単な囲いを作りその中で“ちょっとした野菜を作って食べられたらいいな!”くらいで始めたところ、我が家の犬たちが遊んでくれると勘違いして荒らし回り、せっかくの苗が無残な状態にされることがしばしばでした。さすがに頭に来たのでフェンスで囲い本格的な菜園を始めてしまいました。
 
ところが、畑だ!と思っては見たものの、土はとても固く粘土状、ちょっと掘れば大小さまざまな石やらコンクリートの残骸やらの宝庫で、とてもじゃないけどただの荒れ地でした。それでもなんとか表面から10センチくらい掘り返し肥料やら腐葉土を混ぜ合わせ体裁を整え始めてみたものの、当然結果がいいわけなく、毎年少しずつ自分で改良を加えています。
 
今年はこの区画1メートル四方の改良に取り組みました。主にシャベルで30センチくらいの深さを掘るのですが、前述したようにとても固い土ですぐに手が痛くなるのでほんの僅かしか掘れません。また、掘っても掘ってもガラクタばかりなのでたった1メートル四方でも一苦労なのです。こうして何日もかけて整えた状態がこの写真①です。

写真①

 
そして写真②のように秘密の腐葉土育成場所から一輪車で何度も往復して分厚い腐葉土の層を作りました。

写真②



その腐葉土の中からは、今まで見たこと無い程の大きなカブトムシの幼虫(たぶん!)が顔を覗かせてくれました。

写真③



仕上げは、写真④のように肥料を混ぜて畝を作りいかにも畑のように仕上げてみました。ただ、この作業大変な労力が必要なので年に1回少しの区画だけにしています。

写真④


全部やり終えるまでこの先何年かかるのか不明で残念ですが、まずはここに何を植えようかなと想いを巡らせています。



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糖尿病と認知症
 4年ぐらい前でしょうか?
日本糖尿病協会の歯科医師登録医になりました。だからといって自慢できるものでも、大いに役立っているわけでも無し、なんとなく登録医証を持っています。でも、この登録医の更新は、糖尿病協会主催の糖尿病に関する講習を受講することが必要なんです。来年更新なので今の時期に集中的に受講しようとして、2月はもうすでに3回受講してしまいました。

この講習、歯科医師向けと医師向けのものがありますが圧倒的に医師向けのものが多く、内容的にはやっぱり医師向けのもののほうが聞いていて興味深く、私にとっては“当たり”もあれば“はずれ”もあります。たとえば歯科医師には「糖尿病新薬の使い方」なんて内容だと私が新薬を処方することが無いので「最近はいい薬が出来たんだねー」くらいの気楽な感じで聞くのですが、「薬物治療もこんなに進歩したんだ!」と感心したりすることもあります。

つい先日、とても興味深いというか「へー、そうなんだ!」という最新の知見を掴むことができました。糖尿病はインスリンを作ることができなかったり、十分な量が分泌されないため血糖値の高い状態が長期間続くことでさまざま合併症を引き起こす病気であり、なんと認知症との関係もわかってきたようです。認知症はAD(Alzheimer’s  disease)アルツハイマー型認知症とVD(Vascular  dementia)脳血管性認知症がかなりの比率を占めています。

ちなみにVDはカタカナでバスキュラーディメンティアなんて言うとカッコイイ響きになります。この脳血管性認知症は生命に深く関与しない領域で小さな脳梗塞を繰り返すことで次第に認知症が進行していく為、単なるボケが進んできたと勘違いされやすいタイプらしいです。糖尿病は血管にダメージを与えることが知られていますが、糖尿病発症⇒血管に損傷⇒脳梗塞⇒認知症こんな感じでボケてしまう例もあるようです。だから糖尿病と診断されたら、きちんと治療しないと認知症で家族ばかりか周囲に迷惑かけることにもなってしまいます。

さらに悪いことに、治療しているから安心なんて思っても一時的に高血糖状態になったり、低血糖発作を起こしたりする、いわゆるコントロールがうまく出来ない状態を繰り返すとやっぱり認知症になり易いそうです。アルツハイマー型認知症はというと、インスリンの量が十分でないと脳神経細胞を壊す物質が出来てしまい進行が早くなるみたいです。やっぱり糖尿病はしっかり血糖値をコントロールしてうまく付き合って行くしかないようです。

当院でも糖尿病を患った方が来院しますが、歯周外科治療とセルフコントロールで糖尿病のデータが良くなり喜ばれることもあります。また、インプラント治療が可能になった例もあります。
一方で、糖尿病コントロール不良の患者さんにさまざまな合併症の話をすると「そんな話しないでよ!」と言って音信不通になる人もいます。

このデータで何の治療もせず放置していたら本当にマズイと心配しても、向き合おうとしない人がいるのも事実です。でも責任は自分で取るしかないのですから!

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